上記は10年ほど前にトップメッセージとして掲載した内容です。
2020年5月、新型コロナウイルスの影響を受け、ハチドリのひとしずくの物語が私に改めて語りかけます。
この物語には火事になった森に勇敢に水を運ぶハチドリ(クリキンディといいます)と一緒に、火事になった森から逃げる他の動物たちも描かれています。
他の動物たちはクリキンディと比較すると臆病者のように捉えられるかもしれません。
逃げる動物たちはハチドリと比して体も大きく出来ることもたくさんあると思いますよね。しかし、この物語はそのことについて、例えば、逃げるクマがダメだとか、チーターがけしからんとか言ってない、と私は考えています。
「いろいろ言いたいことはあるけれども、そんな暇があったら自分に出来ることを淡々とやろう」
クリキンディはこう言っているのでは? このところの世相を見ながら私はそう思うのです。
こういう時だからこそ無力な自分を受け入れ、しかし諦めず出来ることを毎日やっていくことが大切なのではないでしょうか。
2025年新年度となりました。。
久しぶりに事務所の本棚に置いている「ハチドリのひとしずく」を読み返しました。
クリキンディに「そんなことしていったい何になるんだ」と言う他の動物たちがいます。
そう言われたこともあったなとか、がんばれと励ましてくれることもあったなと、ふと昔を思い出しました。
2025年4月14日、20周年を迎えます。
少し年をとった分、クリキンディのようなハチドリを見かけたら「一緒に手伝うよ」と言えるようになりたいですね。
基本理念
デジタル社会の発展を支援するサービス事業を通じて、お客様の「心」を支える企業でありたい
企業方針
- オープンソースソフトウェアを核とした事業を通し、社員一人ひとりの成長と企業の発展を追求する
- 日本に留まらず世界中のお客様、協力会社様から愛される企業を目指す
- 財務諸表には表れない「他社貢献値」という自社独自の「ものさし」を意識した経営を行う
行動基準の策定
「誠実・正確・成果」という三つの言葉を行動基準として掲げました。
この3つの言葉は日常の生活でも比較的よく使われている言葉ですが、私はこの言葉それぞれを企業活動になぞらえて以下のように考えます。

これらを全社員の行動基準として掲げることで、企業集団としてのベクトルを定め、前進して参ります。
株式会社ゼンク
代表取締役 増田芳憲
代表プロフィール
- 増田 芳憲(ますだ よしのり)
- 愛媛県出身
- 徳島大学工学部知能情報工学科卒
大学卒業後、メーカ系SIベンダに入社。
会社立ち上げ時に適したITシステムの構築及び既存システムの最適化やリプレイスの提案、構築を主に担当。
2005年4月、有限会社ゼンク設立、代表取締役に就任。2007年11月、株式会社化。
OSSコンソーシアム理事、一般社団法人オープンソースライセンス研究所理事を務めるなどオープンソースソフトウェアの普及、啓蒙活動を積極的に進めている。
趣味は歴史研究、好きな言葉 「草履片々、木履片々」