来店客数予測 AI-Hawkとは
店舗型ビジネス向けの予測AIです
来店客数予測AI-Hawk-は店舗データ分析に加え、来店客数動向に影響の大きい天気データを重視した予測AIです。店舗型のビジネスで客数・売上の予測が必要となる業態で幅広くご利用いただいています。
パン屋
テイクアウト
宅配
デリバリー
ケーキ屋
美容院
和菓子屋
レストラン
社員食堂
惣菜売場
生鮮食品売場
飲食店




AI-Hawk 6つのポイント

45日先までの
客数・売上を高精度に予測

商品の作りすぎが減り
食品ロスを55%削減

初期費用0円 最安10,780円/月
から利用可能

シフト作成時間短縮
60分 →15分

必要なのはネットに繋がる
パソコンやスマホのみ

料金そのままで機能追加
混雑予想カレンダー
導入効果

材料の廃棄や食品ロスが多くて
食材廃棄55%減少。廃棄食品・食材でお悩みの製造小売業、スーパーの生鮮食品・惣菜売場、飲食店などのユーザーで効果がでています。

バイトのシフト決めなきゃ。来月はどのくらい客数が見込めるのかな?
シフト作成時間 1/4へと短縮。シフトの作成を効率化! シフト作成時間を60分 → 15分へ削減。繁忙期・閑散期に応じたスタッフ配置で人件費の削減にも効果があります。

とにかく予測が苦手!何とかならない?
かんたん!誰でも高精度予測。「カン」や「経験」ではバラつきのあった客数や売上の予測を高精度のAIが数値化し、可視化します。

あの材料来月はどれ位仕入れよう?
45日先までの日々の来客数や売上の予測ができます。来客数・売上動向に影響の大きい天気データや独自開発の指標で予測を高精度に導きます。
ご利用の流れ
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お問い合わせフォームよりご連絡ください
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弊社担当者からご連絡し、AI-Hawk-の性能や使い方をご説明します
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お客様用のAI-Hawk-設定のため、お客様から「過去の来客数のデータ」などをExcelでご提出頂きます(詳細はSTEP2の打合せでご説明します)
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設定が完了しましたら、お客様にAI-Hawkのライセンスを発行します
Q&A
- Q. AIでどんなことができるの?
AI-Hawk-では 当日から45日先までの日々の客数を予測できます。
1時間ごとの精緻な客数予測も45日先まで可能です。様々な店舗のデータ分析をしてきた経験を活かし客数動向に影響の大きい天気データや、独自開発した指標を用いた自社開発の高精度の予測計算AIです。
店舗のベテランスタッフよりも予測がうまく、人間に比べて誤差(予測のはずれ)を半減させた実績もあります。
仕込み・仕入れ数の見込みが立つことで食品廃棄を大幅に削減します。
製造小売業、ビュッフェレストランやスーパーの生鮮食品売場で食材廃棄量55%減少の効果も出ています。
AI Hawkの45日先までの客数予測の値を使えば、シフト作成もラクになります。
シフト作成作業時間は60分→15分と大幅な短縮の実績もでています。
また繁忙期・閑散期に応じたスタッフ配置で人件費の削減も可能です。 - Q. どんなお店で実績があるの?
【パン屋】【ケーキ屋】【和菓子屋】【ビュッフェレストラン】【社員食堂】【スーパーの惣菜・生鮮食品売り場】などの業界で主にご利用頂いています。他にも【飲食店】や【美容院】など 〝店舗型のビジネスで客数の予測が必要″となる業態で幅広くご利用頂いています。お気軽にお問い合わせください。
- Q. レジシステムなどの専用機材は必要?
必要なのはネットに繋がる【パソコン】か【スマホ】のみです。
特別な機材を導入して頂く必要はありませんし 今お使いのレジシステムなどを変更する必要はありません。 - Q. 売上予測はできるの?
売上の予測も可能です。貴社のビジネスで必要となる予測データについて、お気軽にご相談ください。
- Q. 費用はどのくらいかかるの?
最も安いプランで【1店舗あたり月々10,780円(税込)〜】【初期費用 ゼロ 円】で始めることができます。
- Q. 試しに導入することはできるの?
1ヶ月で解約も可能です。どのくらいの効果がでるかぜひ店舗で実感してください。
- Q. はじめるのに必要なものは?
AI-Hawk-をはじめるのに必要なのは、ネットに繋がる「パソコンやスマホ、タブレット」と予測したいデータの「過去データ」の2つだけです。
プラン・料金
1店舗あたり1データを予測する場合の月額利用料金(税込)
- 当日~45日先予測
- 45日先までの「客数」や「売上」などを予測計算します
- データ追加オプション(スタンダード、ワイド)
- 個別の商品やメニューの「売上」を さらに予測するなど同一店舗で+5データまで追加します(+11,000円/月)
- データ追加オプション(サポート)
- 個別の商品やメニューの「売上」を さらに予測するなど同一店舗で+5データまで追加します(無料)
- 時間帯別予測(ワイド、サポート)
- 時間ごとの「客数」や「売上」を45日先まで予測計算します
- コンサルティング対応(サポート)
- 最複雑な案件のご相談・需要予測に関するサポートをメールや電話でご対応いたします
*上記価格は2021.3のものです。価格の最新情報についてはお問い合わせ下さい。
サポート・カスタマイズ
ご相談方法
対面打合せ
月1回基準
(オンライン打合せ含む・お客様のご要望に応じ調整)
電話・メール相談
月1回基準
(お客様のご要望に応じ調整)
コンサルティング内容
AI活用によるご提案やAI全般に関する情報をご提供します。無理に自社AIを薦めることをせず、 もしお客様に他社AIが最適と判断した場合には、そちらをご推奨することもあります。(コンサルティングは中立な立場で実施することをお約束します。)
AI-Hawkの活用方法のご教示、使い方や効果の細かな説明、他社の好例のご紹介など
スタッフへの講義も承ります。 貴社のスタッフへのレクチャー形式でのAIに関する講義など承ります。 (通常価格の半額以下でのご対応)
その他、柔軟にお客様のご相談に応じます 補足: あくまでコンサルティングサービスなので 当社による技術検討は含みません
カスタマイズ開発
メディア掲載実績
サービスに関するお問い合わせ
ゼンクでは上記以外の商品やサービスも多数ご提供しております。
企業や組織におけるITに関することは、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
混雑予測カレンダーによる 根拠に基づいた情報発信でお客様に安心感を

JA兵庫六甲様
JA兵庫六甲様が運営する「六甲のめぐみ」は神戸市内で生産された地元農産物を販売する直売所 農協市場館です。瀬戸内の温暖な気候が、米・野菜・フルーツ・花・肉… 実にさまざまなものを育ててくれます。近隣生産者が育てる「神戸の食べもの」を地域の皆さんにお届けする全国最大級の直売所です。
需要予測AI導入の背景と効果
会社にどういう課題がありましたか?
JA兵庫六甲が運営する直売所である「六甲のめぐみ」は、朝の時間帯は密になりやすく、コロナ禍の当初はその混雑が大きな課題となりました。AI-Hawk-の「混雑予想カレンダー」運用後は、AIによる根拠に基づく混雑情報をお客様に提示できるようになり、また、情報提供のための事務効率化につながりました。


なぜROX社のAI-Hawk-を選びましたか?
神戸市のSTOP×COVID19(神戸市が取り組む新型コロナウイルス対策に関する実証実験)の取り組み選定の中で、お客様に対してわかりやすい情報提供ができると考え選定させていただきました。
「混雑予測カレンダー」を店舗に掲示・SNSに投稿することで、店舗の3密回避対策やコロナ対策にどのような効果がありましたか?
農産物直売所であるという点で、どうしても午前中に来客は集中しがちですが、AIによる来店人数の予想という点は利用者にとっても目新しく、積極的に感染対策を実施している店舗であるという安心感を利用者に与えられていると考えています。


「混雑予測カレンダー」や「来店客数予測AI-Hawk」を活用することで、他に何か変わったことがあればお聞かせ下さい。
「混雑予想カレンダー」を、ユーザー(JA兵庫)側のPCにて、自動でダウンロードできるようにしていただきました。ユーザーにとってはAIが予測した最新の混雑予想カレンダーをダウンロードし、印刷したり、SNSで拡散したりするだけで良いので、事務の効率化にもつながり非常に助かっています。
今後はどのようなご発展をお考えですか?
今後ROXの技術で、市場の相場予想や、品目ごとの販売数予想等ができればと考えております。


AI-Hawk-とクラウド型シフト管理システムをクロス運用 人件費の見える化と最適化対策に活用

プレマ株式会社様
プレマルシェ・ジェラテリアは、京都三条・北山、東京中目黒に店舗を構えるジェラート店です。より本質的な食とより良い人生の手段として健康、自然環境と人間のあり方を希求。伝統的なミルクベースのジェラートはもちろん、ヴィーガンやノンミルクジェラート、スーパーフードや伝統素材を生かしたフレーバーまで、一つ一つの個性を生かした、他店では味わうことのできないジェラートをご提供しております。
需要予測AI導入の背景と効果
会社にどういう課題がありましたか?
来店予想はシフトを組む店長のカンで、予測できないという不安からどうしても人員過剰になり、繁忙期は良くても、閑散期は常時赤字状態に陥っていました。 店長自身も新店舗かつ、飲食業未経験という状態で長年のカンが働くほど経験もなく、 慢性的なシフト人員過剰が継続していました。
なぜROX社のAI-Hawk-を選びましたか?
展示会にて、来客数予想をするサービスがあることを知り、人工知能を活用した来客予測AI-Hawk-を導入することにいたしました。
来店予想はシフトを組む店長のカンで、予測できないという不安からどうしても人員過剰になり、繁忙期は良くても、閑散期は常時赤字状態に陥っていました。 店長自身も新店舗かつ、飲食業未経験という状態で長年のカンが働くほど経験もなく、 慢性的なシフト人員過剰が継続していました。


AI-Hawk-を導入してどのような効果がありましたか?
当初は、どの程度の精度があるのかはっきりしないため、1カ月の試験運用を経て、かなりの精度であることが理解できました。大きくぶれているのは土日の好天時に限られており、それも2割ほど実際より少なく計算されている程度で実用に耐えられると判断しました。
その後は、使い勝手(UI)の面で問題があり、引継ぎにも支障が出たため、ROX社のエンジニアに問い合わせをしました。その結果、指摘した点は即座に対応され、運用しやすいデザインとなりました。
本サービスと、クラウド型シフト管理システムをクロス運用することで、人件費の見える化と最適化が図られつつあります。ただし、サービス導入が閑散期に入る直前であったため、来年の繁忙期の活用に期待がかかります。

AI-Hawk-を導入して他に良かったことがありましたか?
来客数予想≒売上高予想となるため、店長レベルでのシフト作成に明確な指標ができました。
今後はどんな発展をお考えですか?
来年の繁忙期に、どの程度正確に予測されるかに期待しています。
店舗別の予実管理をしっかりすることで、単店ベースでの黒字化のガイドラインを明確化し、新店出店の判断及び出店後の管理に活用したいと考えております。

予測精度94% ROX社の丁寧なアフターフォローにより慣れぬAIシステムも安心して利用

株式会社 かじ惣 様
当社は福井県にてスーパーマーケットを4店舗営んでいます。新鮮な魚介類などが人気の地域密着型の店舗です。
需要予測AI導入の背景と効果
会社にどういう課題がありましたか?
当社では、商品の管理・運用のため、「商品管理システム」を導入して、一定の成果に繋げております。
しかし、 を解析して、活用する上で、予測機能の精度向上ができれば、更なるブレークスルーが図れるのではないかと考えました。
そこで、各種のアルゴリズムを組み込んだAIシステムを検討することになり、この分野で高い技術力と経験を有する企業を探すことにしました。

なぜROX社のAI-Hawk-を選びましたか?
ポジティブで精度の高い動的な計画を立てるには、AIシステムを構築すべきと考えました。そこでインターネットをはじめ各種の情報を得て、主に技術力・経験・導入コスト面で最も優れたROX社を選ばせてもらいました。
更に、本年4月の契約時にROX社の中川社長といろいろお話し、ソフト開発には非常に頼りになる会社と確信いたしました。そこで、実績のある「AI -Hawk-」を活用して、私どもの構想を進める第1段階として、「来店客数の推定」や「惣菜・生鮮3品のロス削減」をテーマに選び、その検証に入りました。

AI-Hawk-を導入してどのような効果がありましたか?
現在は、まずAI -Hawk-の機能をどのような分野にまで応用適用出来るかを検証しております。約3ヶ月の検証をした現在、目玉の「来客数の予測精度」は、約94%という高い精度です。
前年度の来客数実績をベースにして組む計画値よりも精度が上がると思います。
また、 当日から45日先まで予測できるので、日々の計画策定に力強い武器になると思います。
現在、上記に並行して「惣菜・生鮮3品のロス削減対策」を本システムを活用して検証中です。

AI -Hawk-を導入して、他に良かったことがありましたか?
人工知能については、以前から興味がありましたが、活用は初めての経験でした。論理的な事象であれば、人工知能は、非常に強い武器になりますが、スーパーマーケットのような小売業に適用するには非常に不安がありました。しかし、私どもがAI -Hawk-を実証する過程で、ROX社さんの懇切丁寧なアフターフォローの下で来客数予測を実証した結果は、私どもの期待する精度に近い結果を得ております(精度約94%)。 具体的には、私どもにとって、AI -Hawk-の予測値の根拠や予測の仕組みの構造などがブラックボックスなので、頻繁にしつこく質問を投げかけましても、迅速・丁寧な回答が得られ、AI適用に関する理解が一層深まり、有難く思っております。 AI-Hawk-を使った次の発展も自社内部で考えております。こういった AI活用の話もROX社さんの人工知能開発のプロが支援して下さるとのことで、当社内の検討も加速しています。
今後はどんな発展をお考えですか?
当社は、過疎化の中で、従業員の高齢化や人手不足等の課題を踏まえ、省力化機械の導入や人工知能を活用した業務の自動化・省力化が不可欠と考え、ステップを踏みながら着実に各種の課題にチャレンジして行きたいと考えております。

AI-Hawk-の予測精度はベテランスタッフ以上 より一層役立つツールに

当社はビュッフェスタイルのレストランです。新鮮な野菜を用いた料理が人気を博しています。 北海道の長沼町に位置しており、札幌や旭川といった遠方からもお客様がお越し下さっています。北海道という地域上、豪雪時には雪の影響で客足に影響することも特徴です。
需要予測AI導入の背景と効果
会社にどういう課題がありましたか?
当社では従来から前年の売上予測を参考に、1か月分の販売予測をしてシフトや仕入れに役立てています。
ただ、いつも人手をかけて予測をしているので、こういった作業を効率化し、またより良い予測精度を求めて、予測システムに興味を持つようになりました。

なぜROX社のAI-Hawk-を選びましたか?
そんな課題を抱える中、低予算で導入でき、しかも豪雪など気象データを加味して需要予測が出来るAI-Hawk-に関心を持ちました。初期費用がゼロ円、費用も月々9800円なので、導入にはさほど迷うことはなかったです。(価格は2019年7月現在)

AI-Hawk-を導入してどのような効果がありましたか?
AI -Hawk-を使ってみて当社のベテランスタッフによる予測結果を比較しますと、32日中、21日(=66%)でAI -Hawk-の方が実績に近い予測値を示しました。データを読み込ませるだけで、AI -Hawk-はベテランスタッフ以上の予測精度を示したことになります。
役に立った具体的な点は、仕入れ・仕込みの検討、およびシフトの作成に対してです。当社は忙しい日よりも暇になるであろう日を把握できる点に、価値を感じました。人件費のみならず、仕入れ・仕込みの検討にも活かせました。
今後はどんな発展をお考えですか?
当社はパートタイマーが多く活躍してくれています。AI -Hawk-の予測値やそれを応用したデータを、現場のスタッフが見て、スタッフ自身が考えて自律的に動けるようになればベストだと考えています。ROX社と協議し、AI -Hawk-が現場スタッフにとってより一層役立つツールになればと考えています。

勘と経験の飲食事業にデータに基づいた ロジカルツールが加わり最強チームに

株式会社てりとりー 様
てりとりーは大阪・沖縄で沖縄料理店、日本酒専門店、チューハイ専門店を11店舗展開しています。飲食業という枠にとらわれることなく、カフェ、イベント、夏フェス、沖縄リゾート等 『みんなの「楽しいカタチ」を創りたい。』 現在はそんな想いを胸に、みんなの楽しいをカタチに実現していきます。本土では手に入りにくい沖縄食材をお安くご提供するEC事業も行っています。
需要予測AI導入の背景と効果
会社にどういう課題がありましたか?
当社は9店舗の飲食事業を営んでいます。店舗が増え始めた頃から、私自身が常に店舗に出向くことが難しくなると同時に、店長の育成の必要性を感じるようになりました。
と言うのも経験豊富な店長と、新人店長ではどうしてもスキルに差があり、その差を埋めることが会社として経営の安定化に必要な為です。
特に、経験の差が出ることの一つに、“予測”に関する作業です。例えば、毎日の客数や注文数の予測。こういった予測に基づいて仕込みやアルバイトのシフト決めなどをします。
更には、1日や1ケ月の売上や利益の予測。こういった売上・利益計画を各店長が定めて、これら目標値に向かって実現可能な戦略を立てる。これらのスキルが、店舗運営には必須です。
しかし、経験の蓄積は一朝一夕では成りません。店舗が増えれば増えるほど、つまり新人店長が増えれば増えるほど、この店長の経験値の差という課題を強く実感するようになりました。

なぜROX社のAI-Hawk-を選びましたか?
そんな課題を抱える中、かねてより付き合いのあった株式会社ROXが、経験の浅い店長でも使えて、店舗運営をサポート出来る人工知能システムを開発したと伺ったので、興味を持ちました。
そもそもROX社には、まだ店舗数が今の半分以下だったころに、データ分析でお世話になったことがありました。その時には、店舗に蓄積されたデータを分析してもらい、「女性向けよりも男性向けメニューやドリンクを充実させた方が、売上向上が見込める」等のアドバイスを得ました。
その後、実際に男性向けメガハイボールなど男性向けメニューを複数売り出し、それがヒット。勿論、当社の店舗数が倍増するまでに伸びたのはデータ分析の力だけではありませんが、ROX社は要所要所で良いサポートをしてくれた印象がありました。よって、今回も同社の新規リリースしたAIにはすぐに興味も持ちました。
また、導入しやすかった点として、店舗にビデオカメラや大規模なPOSレジシステムなど導入しなくて良いというのも大きかったですね。インターネットにつながるパソコンがあれば、それだけですぐに使えるAIシステムは他には無いとの印象です。導入のしやすさも大きなポイントでした

AI-Hawk-を導入してどのような効果がありましたか?
当社は、主に2つのことに使っています。
1つ目は、アルバイトのシフト検討への活用です。
AI-Hawk-は45日先まで客数予測値を出力してくれます。この予測値を使って、シフトを何人入れるかの検討をしています。
当社は9店舗ありますので、アルバイトを5人入れたい店長もいれば、3人入れる店長もおり、アルバイトのシフト決めに軸がありませんでした。また、店長の経験値、スキルによって、シフト決めの上手い下手のバラツキも出ます。
これを AI-Hawk-を使うことによってシフト決めの指針となる軸ができたのが大きいです。この軸があると、シフト決めで迷いがちな新人店長でもスムーズにシフトを決定することも可能です。
また、シフト決めもベテラン店長はスムーズに効率よく最適な人数を配置できますが、なかなか技術伝承が難しい面もあります。それがAI -Hawk-の予測値を軸に考える方法は非常に伝達がしやすいというメリットもあります。
また、人件費も最適化できている印象があります。シフト決めの苦手な店長は、それ自体に時間がかかることもあります。店長の作業時間の短縮になっているとの手応えもあります。
更に、AI-Hawk-は時間毎の客数の予測値も出力してくれます。これを活用し、今後は「今日は暇になりそうだからアルバイトには早くあがってもらおう」などの判断の活用を考えています。
2つ目の活用方法は、経営者的な視点での活用です。
各店長には毎月売上の目標数値を出してもらっています。ただ、この売上の目標数値は各店長の意気込みも加わった、高めの目標売上となっていることがほとんどです。経営者として、それはそれで頼もしいことなのですが、一方で冷静且つ客観的にどれぐらいの売上や利益が今月見込めそうか、というところも気になります。
AI-Hawkでは45日先までの日々の売上予測も可能です。AIですので、当然ながら客観的なデータのみに基づいて予測をしてくれます。この機能を使って、各店長と売上目標数値の妥当性や課題などを、客観的に議論しています。あたかも、外部コンサルタントが一人スタッフとして増えたようになっていますね。
他に社内が変わったなど効果を感じることがありますか?
いくつかありますね。
飲食業は、まだまだ属人性が強く、ベテランの勘や経験がまかり通る業界かなと感じています。当社もそういう雰囲気はありました。特に当社は、元気と勢いのある社風なので、穏やかに立ち止まって分析するということは少々不得手にしている面もありました。
しかし、Hawkを使うと、“データ”というものが社内的に頻繁に出てくるようになりました。それにより、 データに基づいて判断したり、分析しようというマインドがスタッフに醸成されてきました。これは大きな財産だと感じています。
先日も、新人の女性スタッフが、「社長!今日はAIの売上予測以上を頑張って売るぞ!と目標を立てて、その結果、みんなで頑張ってAI予測以上に売りましたよ!」と言ってきました。この発言は、実は大きな進歩なんです。
これまでは、みんな頑張ってはいるのですが、闇雲にただ毎日頑張っていた感がありました。それがいい意味で変わってきていることを示す発言だと思いました。つまり、AIというモノサシが加わってから、それをベンチマークするという仕事の仕方に変わってきたと言えます。
導入当初、ROX社から、「AI-Hawk-は過去の店舗ごとの実績や天気予報などから、統計的に最も確からしい予測値を計算するもの」という説明を受けていたので、それを社内にも共有しています。
言い換えれば、「淡々と何の努力もしなければ、AIが示す売上になるぞ」ということになります。ここに、各店長の努力シロが発生します。故に各店長は、「xxxx万円売上を伸ばさねばならない、そのためには〇〇という作戦をやろう」などと定量的且つ具体的なアクションプランに落とし込めるのです。
このような論理的な思考は、なかなか継承が難しいのですが、Hawkがその一端を担ったと言えるでしょう。
上述の通り、AI-Hawk-を使ってから、新人スタッフもAIを使ってデータに基づいた行動が出来るようになってきています。当社は元々が元気と勢いは他社に負けないチームです。そこに分析や論理力が加わり、最強のチームになりつつあると実感しています。

今後はどんな発展をお考えですか?
当社は昨年は大阪北新地でチューハイ専門店、今年は新たに沖縄で飲食店を始めるなど、新店舗を続々と出店しています。一般的にはAIは新規店舗での需要予測は難しいと聞いていますが、ROX社の技術力で、少ない期間の店舗のデータでも、予測計算が出来るとのことです。AI -Hawk-も進化しているようなので、当社のステップアップに合わせて、Hawkの新機能もどんどん使っていきたいと思っています。