まどぎわ社長

 いきなりタイトルが正確ではありません。正確に言うと私は「社長」ではないのです。代表取締役であって代表取締役社長ではない。設立当時は名前で呼ばれていたのだが、いつ頃からか会社のトップが「マスダさん」じゃあ締まらんだろうという話になって「社長」ということなってしまいました。でも、前述のとおり組織的な役職は社長ではありません。

 なぜ、こんなにくどくどとこの話をするかというと、「社長」という呼ばれ方があまり気に入っていないからです。組織上、正確ではないということもありますし、どうせなら「代表」の方がよかったとか、いろいろ理由はありますが気に入っていない理由をうまく言えません。うまく言えないうちは、自分が経営者として未熟なのだと勝手にネガティブに考え、物思いにふけったりしていました。最近は、社長というのはニックネームだと、とりあえず自分を納得させました。また、暇になれば考えてみよう、と思います。

  あと、もう一つタイトルについて。なぜ、まどぎわなのか、どちらかというと「社長」の方ではなく、こっちの方が突っ込みどころでしょう。別に自虐ネタとかではなく、本当にまどぎわに自分の席があるのです。事務所の一番端、検証用のサーバたちが居並ぶスペースの長机が私のデスク。ここに座るようになってから、「社長」と呼ばれる回数が激減しました。みんな自分たちで考えて行動しているんだ、とポジティブに解釈しています。組織的にも個人的にも、すばらしい事です。

 ちなみに、私は落ちのある話をするのが苦手です。苦手というより出来ないと言った方が正しい。子供の頃から友達に「お前はおもしろない」と言われ続けてきました。そんな自分がブログなど書くというのは無謀です。ましてやコーポレートサイトにこんなゆるいテーマでブログなど書いてよいのか、とお叱りの声もあるかもしれません。しかし、やってみようと思います。限りなく寛容な心でこのブログをご覧いただけると幸いです。

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